畑じょーじ/フードアナリストじょーじの美味しいもの巡り

食べて美味しかったなぁと思ったお店などを紹介

「一六四 三上ル(イチロクヨン サンアガル) "コース料理 一六四 三上ル(イチロクヨン サンアガル) 今夜のお品書き PREMIUM FREE FLOW付き"」浦和

コース料理
一六四 三上ル(イチロクヨン サンアガル)
今夜のお品書き
PREMIUM FREE FLOW付きを
いただきました。
~来店時のコース内容~
*地鶏のスープ
*鶏タク クスクスとともに
レモングラス風味の藁焼き
*164 3上ル(イチロクヨン サンアガル) のポトフ
*函館 小西鮮魚店からのお魚
*地鶏の串焼きをいくつか
*福島、大竹さんの野菜と地鶏のムース
*本日の主菜、地鶏のカチャトラ
*串でお出しする もう2品
*福井いちほまれ
*本日のシャーベット
*季節のデザートとハーブティー

地鶏のスープを
いただきました。
黒さつま鶏のむね肉を
約5時間煮込んで
包んだワンタンが
地鶏のスープにマッチした
五臓六腑にしみわたる逸品。

鶏タク クスクスとともに を
いただきました。
鶏のもも肉、自家製たくあん、
キャビアとが山芋わさびにマッチした逸品。
*クスクスとは、北アフリカの料理。
砕いた小麦を蒸し、
野菜や肉の煮込みとともに食べる料理。

レモングラス風味の藁焼きを
いただきました。
藁焼きの鶏むね肉、
燻製した根室産の馬糞ウニとが
パセリなどで作った
チミチュリソースにマッチした逸品。
レモングラス風味も楽しめます。

164 3上ル(イチロクヨン サンアガル) のポトフを
いただきました。
ミニオクラ、トマト、しいたけ、
フカヒレなどが入った
オリジナルのポトフ。
ミニオクラの旬が
6月~8月なので、
旬に食べられて、
し・あ・わ・せ。
*ポトフとは、
大きく切った肉や野菜を
時間をかけて煮込んだもの。
フランス料理の
代表的な家庭料理の一つなんですよ。

函館 小西鮮魚店からのお魚を
いただきました。
来店時の鮮魚はヒラメ。
まんじゅう茄子の煮浸し、
炭焼きのヒラメとが
西京味噌と卵を合わせて作った
玉味噌にマッチした逸品。
まんじゅう茄子の煮浸しの
とろけるような柔らかさが
たまりません。

地鶏の串焼きをいくつか提供する中で、
串焼きではないのですが、
新作ができたということで、
新作のタコスを
いただきました。
パリパリ食感の
自家製トルティーヤに
自家製サルサソース、
塩釜で蒸した鶏肉を包んだ逸品。
タコス好きにはたまりません。
店員さんが、
しばらくは、コース料理のメニューの一つと
おっしゃってました。

地鶏の串焼き
つくねとせせりを
いただきました。
つくねの中に
カシューナッツ
ピーカンナッツを入れ、
食感も楽しめる逸品。
また、ワンポイントは、
からすみをタレにしているところ。
意外と合うのに驚きました。
初めて、こういう感じのつくねを
食べました。
新食感に出会えて、
し・あ・わ・せ。
つくねって、お店によって、
いろいろとこだわっているので、
つくねが美味しいと
他の串も美味しいに違いないという
自分の中での判断基準が
実はあるんです。

せせりは、ジューシーな食感、
濃厚な旨みを楽しめる
せせり好きにはたまらない逸品。

福島、大竹さんの野菜と地鶏のムースを
いただきました。
アスパラ、ニンジン、
素揚げしたジャガイモとが、
地鶏のムースにマッチした逸品。
アスパラってこんなに美味しかった?と
思えるくらいでした。
大竹さんの野菜、半端ないレベル。
おそらく、他の野菜も美味しいはずだから、
ここの野菜を食べたら、
子供の野菜嫌いは、
きっとなくなるであろうと思いました。

本日の主菜、地鶏のカチャトラを
いただきました。
ハナビラダケ、白まいたけ、
炭焼きした鶏肉とが、
かつお出汁の
トマトソースにマッチした逸品。
ワンポイントは、上にかかっている
本枯節(ほんかれぶし)。
料理の香りと旨みが増し、絶品に。
*カチャトラとは、
イタリア語で、”猟師風の料理”という意味の
イタリア料理なんですよ。

余談ですが、
かつお節、荒節、
本枯節(ほんかれぶし)の違いについて
お話しますね。
かつお節は、原料はカツオの身。
カツオの取り出した身を煮て、
天日で十分に乾燥させたもの。
・荒節は、加工の度合いにより、
本枯節(ほんかれぶし)と異なります。
工程1、カツオの頭と尾、
内部を取り除いたものを
90℃以上で2時間ボイルして
身を引き締めます。
工程2、カツオの胴体を四割した節から、
手作業で骨を抜きます。
工程3、クヌギやナラ材などの
薪の煙や熱で燻すことで
水分を飛ばし、微生物の発生を防ぎます。
この工程を2~3週間繰り返すことで、
かつお節の独特の香りと
旨みの強さが特徴の"荒節"が完成します。
・本枯節(ほんかれぶし)は、
荒節の表面のタールと
脂肪分を削り、
乾燥とカビ付けを繰り返し、
最低でも3ヵ月間熟成させたもの。

串でお出しする もう2品は、
地鶏のもも肉と砂肝。
もも肉との間にあるは、
万願寺唐辛子。
万願寺唐辛子は、
辛味はなく、甘みがあるのが特徴。
ビタミンCやカロテンが豊富で
栄養価が高いんですよ。

砂肝は、
ちょうどいい感じの歯ごたえで、
砂肝好きにはたまらない逸品。
串焼きって、
不思議とお酒がすすみますw。

福井いちほまれを
いただきました。
絹のような白さと艶、
口の中に広がる
粘り、柔らかさ、粒感、甘みなどの
食感を存分に味わえます。
ガチで、何杯でも食べられちゃうくらいの味。

まずは、そのまま食べて
本来のお米の味を味わってから、
甘辛ダレの鶏そぼろ、
胡麻ダレにつけた鶏肉、
卵、チキンカレーなどと
一緒に食べると
味を楽しめます。

もちろん、
ご飯のおかわりは自由です。

本日のシャーベットは、
プラムのシャーベット。
プラム本来の味を味わえる
プラム好きにたまらない逸品。

来店時の
季節のデザートは、
セロリのピュレ、シャインマスカット、
梨のペスクとが
セロリのヨーグルトムース、
キャラメルソースにマッチした一品。
梨のペスクを
初めて食べました。
新食感に出会えて、
し・あ・わ・せ。
韓国の伝統的な
デザートなんですよ。

来店時の
ハーブティーは、
レモングラスと煎茶のハーブティー
レモングラスの香りを楽しみながら、
このコース料理の余韻に浸るのも乙なもの。

ドリンクは、
平和クラフト 山椒ゴールデンエール、
所沢ビール等を飲みました。
平和クラフト 山椒ゴールデンエールを
飲みました。
中国の花椒とは異なり、
和山椒と呼ばれる
"ぶどう山椒"を使っているので、
白ブドウのような甘い香りと
柑橘系の爽やかな香り、
山椒特有の”痺れ”も感じるビールです。

所沢ビール ビッチェズブリューを
飲みました。
ほのかに漂う柑橘系のアロマに、
ビール本来の甘みとホップの苦味を
絶妙なバランスで仕上げ、
すっきりとした後味がたまらないビール。

*完全予約制になっているので、
下記時間から選んで下さいね。
①18:00~20:00
②19:00~21:00
③20:00~22:00

変わった店名なので、
由来を店員さんに聞いたら、
なんと、”住所”と聞いて、
驚きました。
鶏がつく店名しようと思ったら、
たくさんあり、他店と似た感じになるから、
住所が、1-6-4の3階だから、
一六四 三上ル(イチロクヨン サンアガル)と
ネーミングしたとのことでした。

お店の雰囲気もよく、
デートにもオススメのお店です。

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