畑じょーじ/フードアナリストじょーじの美味しいもの巡り

食べて美味しかったなぁと思ったお店などを紹介

「西麻布 鮨 ふくじゅ"13000円のお任せ握りのコース"」




13000円のお任せ握りのコースを
いただきました。
~来店時の料理~
*ハマグリの出汁
*中トロ(ボストンのマグロ)
*前菜
(マスカルポーネチーズと鯛の酒盗
ネギのしそ漬け、鴨の胸肉、
のきんぴら、たこの柔らか煮)
真鯛 (明石産)
スミイカ (千葉産)
*あおやぎ 北海道産(厚岸/あっけし)
*クロムツ (千葉産)
*稲わらで焼いた燻製のかつお (長崎産)
*サワラ (岩手県三陸沖)
*マグロの赤身
*〆鯖 (東京湾 松輪/神奈川県)
*トロの漬け
*こはだ (熊本県天草産)
*金目鯛(銚子産)
*いくらの子どんぶり
*たこの揚げ出し
ムラサキウニ(北海道利尻産)と
エゾバフンウニ(函館産)
*炙ったトロ
*厚焼き玉子
穴子
*鉄火の手巻き
*ウニしんじょうのおすまし
*柚子シャーベット



この中で、気になったのを
いくつか紹介しますね。
銚子産の金目鯛を
初めていただきました。
ふわっとした食感、
濃厚な旨みを楽しめます。
実は、銚金(ちょうきん)と
呼ばれているのを知らなかったので、
勉強になりました。



ムラサキウニ(北海道利尻産)と
エゾバフンウニ(函館産)を
いただきました。
ウニの食べ比べができて、
ウニ好きには、
この上ない
し・あ・わ・せ。
ムラサキウニ(北海道利尻産)は、
ふわっととろける甘さが
口の中に広がるんですよ。
エゾバフンウニの旬は、7月~9月。
来店したのが9月末だったので、
ギリギリ旬の時期に食べられて
よかったです。
やっぱり食材は、
旬に食べるのが、ベスト。
*ちなみに、アカウニの旬は、
9月~10月なので、
旬の真っ只中なんですよ。



鉄火の手巻きを
いただきました。
鉄火巻になったのを
食べるのではなく、
シャリにのった鉄火を
のりの上にのせてあるのが提供され、
自ら手巻きして食べるのは、
初めてでした。
巻いたら、早めに食べて下さいね。
のりのパリパリ感が失っていくので。



あおやぎをいただきました。
貝好きには、たまりません。
通称バカガイと
言われているんですよ。
ネーミングの由来は所説あり、
バカほど獲れるから、
バカのように半分口をあいていることが多い等。




稲わらで焼いた
燻製のかつお
いただきました。
長崎産のかつおは、初めて。
脂がのっていて、
柔らかく、もちもちした食感が
味わえます。
稲わらの香りも楽しめます。
有名なのは、鹿児島県の枕崎ですよね。



いくらの子どんぶりを
いただきました。
醤油等で味つけをしていないので、
素材の味を味わえる一杯。
味つけしていない
いくらを食べるのも初めてでした。
新食感に出会えて、
し・あ・わ・せ。



ウニしんじょうのおすましを
いただきました。
”しんじょう”とは、
白身魚をすりつぶしたものを
山芋・卵白を混ぜて、
蒸したり、揚げたりして
調理したもの。
ウニしんじょうは、白身魚ではなく、
ウニを使ったバージョンです。

*お任せ握りのコースは、
仕入れ状況等、
その日によって、
ネタが異なる場合があります。



ドリンクは、
新政(あらまさ) Colors 純米 瑠璃(ラピスラズリ)、
滋賀県の日本酒 三連星(さんれんせい)吟吹雪、
吟醸茶 ほうじ茶を飲みました。
大将が「レアな日本酒あるよ」と
おっしゃったので、
一合12000円の日本酒
新政(あらまさ) Colors 純米 瑠璃(ラピスラズリ)を
飲みました。
厚みのある豊かな旨味と甘みを
味わえます。
*秋田の米、秋田の水、
日本最古の6号酵母
仕込んでいるんですよ。
他にも、一合12000円のレアな日本酒が
数種類あるんですよ。



滋賀県の日本酒
三連星(さんれんせい)吟吹雪を
飲みました。
口に含むとクッと辛味感が広がり、
米の旨味と程よい酸味を味わえます。



吟醸茶 ほうじ茶を
飲みました。
鹿児島県の天然水を使って
作っているんですよ。
ワイングラスに注いで、
茶の色味、香りを楽しみつつ飲む
こだわりのほうじ茶。
こういう飲み方もあるんだと
新しい気づきができて
よかったです。



給料日後だったので、
奮発した西麻布の夜でした。
うまい寿司には、美味しい酒は
つきものですから・・・。
店内に個室もあります。
お寿司好きはもちろんのこと、
日本酒好きにもオススメのお店です。

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