畑じょーじ/フードアナリストじょーじの美味しいもの巡り

食べて美味しかったなぁと思ったお店などを紹介

「肉割烹 五平 "静岡県の地のものを味わえるコース料理 おまかせコース料理"」島田駅(静岡島田市)

静岡県の地のものを味わえるコース料理
おまかせコース料理を
いただきました。

~八寸~
神座(かんざ)夏みかん
もろこし豆腐
きくらげ
神座(かんざ)夏みかんは、
神座(かんざ)夏みかんの中に
海老とミノ湯引きを入れた
さっぱりとした逸品。
神座(かんざ)夏みかん
初めて食べました。
甘みだけでなく、
さわやかな酸味も味わえます。
新食感に出会えて、
し・あ・わ・せ。
*神座(かんざ)夏みかんは、
静岡県島田産なので、
まさに地のもの。

もろこし豆腐は、
ゴールドラッシュとうもろこしを
ゴマ豆腐に練りこみ、
牛生ハム プレザオラをのせた逸品。
牛生ハム プレザオラは、
どっしりとした味わいが特徴で、
ゴールドラッシュは、
コクがあり濃厚な甘さが特徴。

きくらげは、
焼いたハツモトと一緒に
食感を楽しめる逸品。
ハツモトの食感を例えるなら、
タケノコみたいな感じかな・・・。
きくらげは、
"つるむらさき"というきくらげ。
静岡県島田産なので、
これまた地のもの。

~揚物~
椎茸和牛メンチカツを
いただきました。
和牛メンチカツ、
静岡県藤枝産椎茸、
ピーマンとが
特製オニオンソースに
マッチした逸品。
肉厚の椎茸で、
食感と香りも楽しめ、
椎茸好きには
たまりません。

~蒸物~
フォアグラ茶碗蒸し 黒トリュフを
いただきました。
フォアグラとトリュフを
同時にいただける逸品。

こんな贅沢な茶碗蒸しは初めて。
新食感に出会えて、
し・あ・わ・せ。

~御造り~
お肉の御造りを4種類
いただきました。
1品目は、カタサンカク。
脂身が多く、"大トロ"といわれる部分。
しかも、採れる量が少ないため、
希少部位なんですよ。
希少部位を食べられて、
メッチャうれしかったです。

2品目は、ミノの湯引き。

3品目は、ハツ。
ホルモン好きには
たまりません。

4品目は、掛川牛のサーロイン。
一緒に静岡県産白瓜を
らせん状に切ったものがそえてあり、
シャキシャキした食感を
楽しめます。
5月ごろ~9月ごろが旬なので、
旬の時期に食べられて
よかったです。

~焼物~
掛川牛サーロイン噌漬けを
いただきました。
サーロインの旨みを
存分に楽しめる逸品。
お肉の周りは、
有東木(うとうぎ)わさび漬け、
本わさび、
春先の茎の酢漬け、
静岡県産のみょうが。

~御凌ぎ~
静岡県島田産のナスに
青森県産のウニを
たっぷりとのせた逸品。
ナス、ウニ好きには
たまりません。

~火の物~
掛川牛のサーロインすき焼きを
いただきました。
特製オニオンスープで、
掛川牛のサーロインをすき焼き。
やわらかな肉質と旨みを
楽しめる逸品。
野菜は、
静岡県産の紫玉ねぎとチンゲン菜。

驚いたのは、チンゲン菜の生産量が
2011年~2020年の間、
47都道府県で、
静岡県が2位ということ。
これ、意外と言ったら、
静岡県に怒られるかもしれませんが、
正直なところ、意外な結果でした。
いや~、勉強になりました。

掛川牛は、
自然豊かな環境で、
こだわりの穀物飼料を使って
のびのびと育てられているんですよ。
実は、平成20年度の農畜産物販売上高が
第2位だったんですよ。(1位は、お茶)
それぐらい掛川牛が人気なんです。

~御食事~
黒毛和牛カレーを
いただきました。
黒毛和牛の旨みと
まろやかなカレーがマッチした
カレー好きにオススメの逸品。

黒毛和牛カレーの他に、
フォアグラ素麺、
和牛山椒煮茶漬け、
ローストビーフ小丼、
伝統の天むすがあります。
この中から1品選ぶの
ぶっちゃけ、悩みましたw。

実は、伝統の天むすも
食べたくなり、
ちょっとお願いして、
追加で出してもらいました。
地元の方がこよなく愛する逸品は、
先代から引き継いできた味。
大将も作りますが、
来店時は、先代の奥様が
作ってくれました。
クセになる味で、
地元の方がこよなく愛してるのが
いただいて分かりました。

~デザート~
西瓜 杏仁豆腐は、
西瓜をかけずに、
杏仁豆腐だけ
いただきました。

実は、西瓜が、唯一、苦手の食べ物。
小学校の頃から苦手で、
給食で、苦手な食べ物を食べるまで
給食が終わらないという
居残り給食があり(昔の話)、
食べて、もどしてしまい、
大変なことになったのが
トラウマとなり、
それ以来、食べてなかった。
そして、1000件以上、食べ歩きをしてきて、
いまだかつて、出てこなかったので、
油断!?してたかもしれない。
ついに、初めて飲食店で、ご対面。
大人になると、たいがい子供の頃、
苦手だったのが食べられるように
なったりするので、
いけるかな?と思い、
大将に、別の器に入れてもらい
数十年ぶりの挑戦。
一口、食べてみて、
やっぱりダメでした。
克服ならず・・・。
これからは、苦手なのは
西瓜ですと、
お店の方に言おうと
決意した瞬間でもありました。

ドリンクは、料理に合わせた
ペアリングコースに。
飲んだお酒は、
日本酒 おんな泣かせ、
ウイスキー高砂
(Whisky the Takasago 2022)、
日本酒 初亀 純米吟醸 からからべっぴん、
日本酒 H.森本 特別純米酒 オヤジならでは!
日本酒 味わい 誉富士100%、
日本酒 英君(えいくん)「純米吟醸
備前雄町無濾過生原酒、
日本酒 磯自慢 特別本醸造特選、
日本酒 初亀 特別純米

まさに、お店がある
地元静岡県島田市の日本酒
おんな泣かせを
飲みました。
やさしい香りと、
やわらかな味わいを
楽しめます。

静岡県富士宮市にある
富士高砂酒造の
ウイスキー高砂
(Whisky the Takasago 2022)を
水割りで飲みました。
バニラ香と
熟成による旨みとのバランスが良く、
クセのない柔らかさが特徴。
口の中で広がるふくよかさと、
心地よい余韻を楽しめるウイスキー
これは、ウイスキー好きには
たまりません。

静岡県藤枝市にある
初亀醸造
初亀 純米吟醸 からからべっぴんを
飲みました。
兵庫県産の山田錦
静岡酵母”NEW-5”で低温発酵し、
手造りで丁寧に醸した
辛口の純米吟醸
辛口好きにオススメの日本酒。

静岡県菊川市にある
森本酒造
H.森本 特別純米酒 オヤジならでは!
味わい 誉富士100%を
飲みました。
爽快なキレ味で、
口あたりのいい純米酒
飽きずに、
ぐびぐび飲めちゃうところが、
森本酒造の日本酒の特徴です。
静岡県産の酒造好適米
”誉富士”を100%使って、
長期低温発酵で
仕込んでいるんですよ。

静岡県庵原郡にある
英君酒造
英君(えいくん)「純米吟醸
備前雄町無濾過生原酒を
飲みました。
ボリュームのある旨味と
果実の香りを楽しめる日本酒。

静岡県焼津市にある
磯自慢酒造
磯自慢 特別本醸造特選を
飲みました。
柔らかな口当たりと
華やかな風味を
楽しめる日本酒。
酒造好適米”特A地区産山田錦”を
高度に精白し、
南アルプス間ノ岳を源泉とする
名水大井川伏流水を使って、
冷蔵仕込室で低温で
ゆっくりと発酵させているんですよ。

静岡県藤枝市にある
初亀醸造
初亀 特別純米
飲みました。
後味のいい
飲みやすい日本酒で、
ふくよかな米の香りも
楽しめます。

静岡県の地のものを使った料理と
地酒を堪能できて、
し・あ・わ・せ。
やっぱり、静岡にきたら、
地のものが食べたくなりますよね。

要予約なので、
事前に予約して下さいね。
島田市にお越しの際は、
立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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