畑じょーじ/フードアナリストじょーじの美味しいもの巡り

食べて美味しかったなぁと思ったお店などを紹介

2023年の食べ納めは「日本焼肉はせ川 別亭 銀座店」での食事でした

ワインを飲みながら、
コース料理 師走を
いただきました。
~来店時のコース内容~
・小吸物 海老芋すり流し
・先附 香箱蟹と黒毛和牛の饗宴
・八寸 自家製いくらと帆の梨酢和え
・お造り 天然 本鮪
     バフン雲丹の手毬寿司
・冷野菜 零余子(むかご)と
 早採り野菜のサラダ
・和牛 近江牛シャトーブリアン
    神のタン
・箸休め 近江蕪(カブ)
・和牛 神のハラミ
    近江牛フィレ
    神戸牛サーロイン
    〜紀州備長炭焼き霜仕立て〜
・強肴 神戸牛リブロースと焼き虎河豚白子
    〜清まし仕立て〜
・食事 香箱蟹の土鍋御飯
    香の物付
・水菓子 自家製 栗どら焼き
     とちあいか
     プレミアムアイス
     宮ザキ園の極上抹茶

海老芋すり流しを
いただきました。
徳島県産の海老芋を
すりつぶし、出汁でのばした逸品。
海老芋の旬は、11月~1月なので、
旬に食べられて、うれしかったです。

*”海老芋”は、里芋の品種のひとつで、
京都を中心に関西地域で多く栽培されていて
”京芋”とも呼ばれているんですよ。

すり流しとは、日本の伝統料理で、
野菜や魚介などをよくすりつぶし、
出汁でのばして汁物にしたもの。

香箱蟹と黒毛和牛の饗宴を
いただきました。
香箱蟹に
入り酒ジュレがかかっていて、
香箱蟹の旨みを
引き立たせているのが、ポイント。
来店時の黒毛和牛の肉はサーロイン。
香箱蟹の旨みと
サーロインの旨みのハーモーニーを
楽しめます。

自家製いくらと帆の梨酢和えを
いただきました。
ゆずに入った
自家製のいくらと帆立が
梨酢にマッチした逸品。
周りにあるのは、
高知県の宮進商店の唐墨で作った
炙り唐墨(カラスミ)、
焼き百合根、慈姑(くわい)カステラ。
初めて、慈姑(くわい)のカステラを
食べました。
慈姑(くわい)の
ほんのりとした甘みが
カステラにしみこみ、
カステラ好きにはたまらない逸品。
新食感を味わえて、
し・あ・わ・せ。

ここで、慈姑(くわい)について
お話しますね。
慈姑(くわい)とは、水生植物で、
地下にできる塊茎(かいけい)という部分を
食用にします。
塊茎(かいけい)の部分から
芽が伸びている姿から、
「芽(目)が出る」縁起物として
おせち料理に欠かせない野菜なんですよ。

天然 本鮪と
バフン雲丹の手毬寿司を
いただきました。
天然 本鮪は、
新鮮で、マグロ好きには
たまりません。
バフン雲丹の手毬寿司に
ラトビア産フレッシュキャビアをのせた逸品。
バフン雲丹の旨みと
ラトビア産フレッシュキャビアの旨みを
同時に味わえる贅沢な一品。

零余子(むかご)と
早採り野菜のサラダを
いただきました。
オリーブオイルと塩昆布が
いいアクセントになってます。

*零余子(むかご)とは、
長芋や自然薯などのヤマイモ類の
ツルの葉の付け根にできる
小さな芋のこと。

近江牛シャトーブリアン
雪塩をかけて
いただきました。
滋賀県澤井牧場で31ヶ月育てた近江牛
厚切りのシャトーブリアン

雪塩が、お肉にかかり、
雪が積もっているみたいで、
見た目も味も楽しめます。

神谷商店の
神のタンを
いただきました。
厚切りで、
ほどよい弾力があり、絶品。

タンを食べないと
焼肉にきた感じがしないのでw、
コースメニューに入っていて
よかったです。
薬味の藻塩、わさびは、お好みで。

箸休めに、近江蕪(カブ)を
いただきました。
滋賀県産の蕪(カブ)を使って
柚子味噌と出汁で味つけした逸品。
スープが五臓六腑にしみわたり、
身体が温まります。

神谷商店の
神のハラミを
いただきました。
麦味噌が、お肉の味を
引き立ててくれます。

ハラミも食べないと
焼肉にきた感じがしないのでw、
コースメニューに入っていて
よかったです。

近江牛フィレを
いただきました。
滋賀県澤井牧場で31ヶ月育てた近江牛
フィレ肉に
フォアグラをのせた贅沢な逸品。

フィレ肉の旨みと
フォアグラの旨みを
同時に味わえて
し・あ・わ・せ。

神戸牛サーロインを
紀州備長炭焼き霜仕立てで
いただきました。
兵庫県川岸畜産で38ヶ月育てた神戸牛の
サーロインを2種類の食べ方で
食べました。

まずは、
サーロインと自家製いくらを
のりに巻いて食べました。
サーロインといくらの旨みを
楽しめます。

次は、サーロインに
自然薯をのせて食べました。
いつも焼肉に行くと、
サーロインは、すき焼きが多かったので、
違う食べ方で、サーロインを味わえて
うれしかったです。

神戸牛リブロース
焼き虎河豚白子を
清まし仕立てで
いただきました。

兵庫県川岸畜産で38ヶ月育てた神戸牛の
リブロース
炭火で焼いた虎河豚の白子とが
あっさりした出汁にマッチした逸品。

白子の美味しい季節になりました。

香箱蟹の土鍋御飯を
いただきました。
香箱蟹の旨みが
コシヒカリにしみこみ、
土鍋ご飯好きには
たまらない逸品。

お腹いっぱいだったけど、
おかわりしました。
別腹へw。
*香箱蟹は、メスのズワイガニ
漁の期間が、
11月上旬〜12月下旬までと短いので、
食べられる期間が限定されているんですよ。

デザートは、
自家製 栗どら焼き、
栃木県産とちあいかと
プレミアムアイス。

栗どら焼きの生地は
お店で焼いて作っているんですよ。
まさか、生地を焼いて作っているとは
思っていなかったので、
サプライズでした。

最後に、
宮ザキ園の極上抹茶を
飲みました。
抹茶を飲みながら、
コース料理の余韻を楽しむのも乙なもの。
*お抹茶の飲み方は、
時計回りに180度まわして
出されたお茶碗と
反対の方向から飲むのが基本です。
久しぶりにお抹茶をいただいたので、
ぶっちゃけ、飲み方がうろ覚えだったので、
検索しちゃいましたw。

ドリンクは、
1杯目は、白ワイン
GLADSTONE URLAR
Sauvignon Blanc
グラッドストーン アーラー
ソーヴィニヨン ブランを
飲みました。
心地よい酸味、
果実の凝縮感やコクを楽しめます。

2杯目は、赤ワイン
De Stefani Plavis
デ・ステファニ プラヴィス
飲みました。
果実のフルーティーな香りを楽しめ、
調和のとれた柔らかな味わい。

~喫煙される方へ~
お手洗い付近に
喫煙ルームがあるので、
喫煙できます。

日本料理と焼肉を同時に味わえる
日本料理好き、焼肉好きにオススメのお店。
あと、駅から近いのもうれしいです。

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